【FX初心者基礎解説】 クロス円ってなに??
FXを始めると、【クロス円】って言う言葉を耳にすると思います。
クロス円って一体何なのでしょうか?
クロス円とは、米ドル以外の通貨と円の組み合わせ通貨のペアの事を指します。
例えば、以下のような通貨ペアです。(米ドルはドルと表記します。)
ユーロ/円、豪ドル/円、NZドル/円、ポンド/円、カナダドル/円、南アフリカランド/円、スイスフラン/円・・・など
クロス円対して、基軸通貨の米ドルとの組み合わせ通貨をドルストレートと言います。
例えば、以下のような通貨ペアです。(米ドルはドルと表記します。)
ドル/円、ユーロ/ドル、英ポンド/ドル、豪ドル/ドル、カナダドル/ドル、ドル/NZドル、ドル/スイスフラン・・・など
実はこのクロス円は厳密に言うと市場には存在しません。
実際の取引には米ドル経由で、合成通貨として取引がされる為です。
クロス円の計算方法
ではクロス円はどうやってレートが決まっているのでしょうか??
それは、ドルストレートとの掛け算で決まっているのです。
例えば、ユーロ/円の場合
(ドル/円)×(ユーロ/ドル)=ユーロ/円
となります。
具体的には、
ドル円=100.10、ユーロドル=1.300の場合 ⇒ 100.10 × 1.300 = 130.13円
となります。
他の通貨も同じ計算で求められます。
クロス円を取引する場合、ひとつの通貨の動きではない為注意が必要です。
あなたがユーロ円を買いで持っていたとします。
ドル円が上がっても、ユーロドルも下がれば両方の値動きに引っ張られ、
ユーロ円のレートはあまり動きません。
もしユーロドルの下げ幅のほうが大きいと、ユーロ円も下がってしまいます。
上の例を数字で例えると、
ドル円=100.10円、ユーロドル=1.300の時に【ユーロ円買い】で入ったとします。
その後、ドル円=100.20円、ユーロドル1.2900の時、ユーロ円は129.258円となります。
(円が上がったのに、ユーロドルが下がったので、結果ユーロ円は下がってしまいました。)
このように、クロス円をトレードするときは、関係のある通貨を複数監視しましょう。
ちなみに、何故ドル円のスプレッドは安いのに、クロス円は高いのか。
それは、クロス円通貨ペアは、ドルストレートの取引を2回行うからです。
(ユーロ円で買いの場合、円を売ってドルを買い、そのドルを売ってユーロを買うからです。)
これに対して、 ドルストレートの場合は直接1回の取引で完了するからスプレッドが狭いのです。
なので、取引をするなら初めのうちは【ドルストレート】の通貨ペアが分かりやすいと思います。
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