【FX初心者基礎解説】 為替のレートはどうやって決まるの?
皆さんはどのような要因で為替のレートは動いているのか、疑問に思ったことはありませんか?
為替の変動要因は、政治的要因や出来事、事件、トレーダーの考え等いろいろな要素が複雑に絡み合っていますが、主因は通貨ペアの2 国間の力の差によって動いています。
例えば、、皆さん綱引きはしたことありますよね?
力の強いチームと力の弱いチームが勝負したときに、どちらに引っ張られるか・・・為替も同じです☆
つまり、弱い=通貨の価値が安くなるということになります。
ドル円相場例えると、アメリカの景気が良く、日本の景気が悪いと日本の通貨価値は下がります。
つまり、円安要因になりやすく、反対にアメリカの景気が悪く日本の景気がよくなると円高になりやすくなります。
※その他の要因も関係してくるので、これが全てにおいて当てはまるわけではありません。
為替の変動となる5大要因
各国は政策金利というものをそれぞれの中央銀行が決めています。
政策金利とは、中央銀行(日本では日本銀行)が、一般銀行(私たちが利用している銀行)に融資する時に設定する金利の事です。景気が良い時には高く設定し、景気が悪い場合には低く設定されます。
この政策金利というのはFXの世界ではスワップ金利というものに反映されます。
つまり、スワップ金利が高い国の通貨を持っていれば利子(スワップポイント)がたくさんもらえるので、
みんなその国の通貨を持ちたがります。すると、その国の通貨の価値が上がります。
現在日本は0.1%とほぼ0に等しい状況です。
現在金利が高い国で有名なのは、「南アフリカランド(ZAR)」が5%、「オーストラリア(AUD)」が2.75%、「ニュージーランド(NZD)」が2.5%となっています。
豪ドル/円(AUD/JPY)の場合、2.75%−0.1%=2.65%の金利が毎日つくわけです。
金額にすると、50円〜70円(1万通貨辺り)になります。
※毎日変動します。
1日で50円〜70円の利子ってかなり大きいですよね!!
銀行の定期預金に100万円預けても、一年でここまではつきません。
このスワップ金利でFX投資をされている方もいますが、この方法は資金力がないと効果も薄く、危険度も高いので初心者の方にはお勧めはしません。
これは先ほど述べた、金利差に関わってくるので景気が良いほうの国の通貨が強くなります。
景気がよければ株価も上がり、金利も上がりその国へ投資する為に投資会社や企業が資金を流入させます。
ということは、その国の通貨需要が高まり、価値が上がるわけです。
戦争やテロ、重大事件が発生すると、その国の将来を不安視する投資家や企業が出てきて、その国の通貨は売られる可能性が高くなります。政治的な物や宗教的なものも含め、情勢が安定している国の通貨が好まれます。
最近では北朝鮮のミサイルが発射されたニュースが流れたときに、円が下落しました。
これは日本が北朝鮮に地理的に近い為に、日本が危ないと投資家が判断した為です。
その国の首相や中央銀行総裁、財務大臣など重要なポストについている要人の発言によって、大きく動くときがあります。
世界のトレーダーはその国の要人に発言によって、今後のその国の将来を見極めているのです。
たまに要人の失言でも反応してしまうことがあります。
為替の急激な変動による経済へのダメージを避ける為に、政府が中央銀行を使い為替市場に参加し、レートを調整します。
1円動かすのに、大体1兆円必要といわれています。
この政府による為替介入が行われる場合、大抵歴史的ポイントが近づいてきたときにニュースなどのメディアで頻繁に騒がれるので注意が必要です。
日銀が介入した場合、その威力の強さから、2ch等では【日銀砲が発射された】等と言われます。
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