【FX初心者基礎解説】 マージンコールとロスカット
FXトレーダーにとって一番聞きたくない言葉なのが「マージンコール」と「ロスカット」。
一体それはどういうもので、何の為にあるのかご説明します。
これは株式取引にないものでFXの独特の仕組みとなります。
FXというのはFX業者に預けている証拠金以上の額で取引が出来るのが特徴で、これがFXの醍醐味といっても過言ではありません。
しかし、場合によっては預けている証拠金以上の損害が出てしまうこともあります。証拠金以上に損が大きくなりますと不足金をFX業者のほうに払わなければいけなくなります。
ただし、FX業者では損が膨らみ、そうならないように【マージンコール】というものを設置しているのです。
購入した通貨の価格がどんどん逆方向へいってしまい、証拠金の額に対して含み損が大きくなってしまった場合には、まず最初に【マージンコール】を発動し、お客さんに入金をしてもらうかポジションを決済してもらうかしてもらいます。
しかしそれでも証拠金維持率が回復しない場合、強制的に決済をしてしまうというものが【ロスカット】です。
これにより損が確定されますが、決済することにより損がこれ以上大きくなり資金が0になることを防ぐことができるのです。
これは損を大きくしないための仕組みなのですが、この仕組みのために含み損のある通貨を保有し続けることができないのです。
株のように、大きな含み損から利益に転じるまで待つという塩漬けという方法は資金が少ない場合は使えません。
このことを理解した上で取引をし、いつでも余裕の証拠金で取引をするようにしてくださいね☆
マージンコールはメールであったり電話であったり、FX業者によって連絡方法は違いますが、ロスカットはシステムが自動で行うので、気づいたときにはポジションが無くなり証拠金もガクッとなくなります。
こうならないためにも、ロット管理や資金管理は絶対余裕をもって行ってくださいね!!
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