【FX初心者基礎解説】 ローソク足って何だろう
ローソク足って言う言葉はFXだけでなく、
チャートを使った取引をしていれば必ず耳にする言葉だと思います。
ローソク足っていったい何??誕生日などで使うローソクに関係があるの??
その通りです!!見た目がローソクに似ているためローソク足と呼ばれているのです。
ではどんな物なのか下の絵を見て下さい。
チャートを見ていると必ず出てきますよね?見た感じローソクに見えるでしょう。
このローソク足はメタトレーダーというチャートの物ですが、
一般的には青色や赤色のローソク足がよく見かけるローソク足だと思います。
色が違ってもローソク足の示している意味は同じです。
ちなみにチャートはローソク足ともうひとつメジャーな表し方があります。
それは「バーチャート」と「ラインチャート」という物で、海外ではこの2つを使用している方も多いです。
今回はローソク足がメインなので、この2つは省略します。
このローソク足は日本人の投資家が好んで使用することで知られています。
というのも、実はローソク足は日本人が考えたもので、相場の情報を表すものとしては
世界的スタンダードと言ってもいいでしょう。
ローソク足は何を表しているの??
ローソク足の中には【始値】・【高値】・【安値】・【終値】という
4つの情報が詰まっています。
【始値:はじめね】
表示している時間足で一番初めに付けられた価格の事を指します。
日足なら1日が始まる瞬間の価格。1時間足なら00分に変わった瞬間の価格、30分足なら00分、30分に変わった瞬間の価格です。
※為替の1日の区切りはニューヨーク市場が閉まるときの時間なので、朝6時になります。
【高値:たかね】
表示されている時間足内で一番高かった価格を指します。
【安値:やすね】
表示されている時間足内で一番安かった価格を指します。
【終値:おわりね】
次のローソク足に変わる瞬間の価格です。
・・・ということは次の足の始値と同じ価格ということになりますね!!
ローソク足と時間の流れを図に示すと以下のような流れになります。
次にローソク足の胴体の部分の色が白色と黒色に分かれている事をお気づきでしょうか?
これには以下のような事を表しています。
【白色ローソク】
始値より終値の方が高値で終わった時。
【黒色(塗りつぶし)】
始値より終値の方が安値で終わった時。
この白色のローソク足の事を【陽線】、黒色のローソク足の事を【陰線】と言います。
上の図は【陰線】と言うことになります。
この塗りつぶしの色はFX業者によって違うのですが、
陽線が赤色や白色、陰線が青色や灰色の場合が多いです。
ローソク足の時間
ローソク足には使用する時間によって変わってきます。
一般的な時間足は1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、1日、1週間、1ヶ月、一年などが一般的です。
そして、ローソク足で表現する場合、この期間に「足:あし」を付けて呼ぶのが一般的で、
1分なら1分足(いっぷんあし)、1時間なら1時間足(いちじかんあし)みたいな感じで呼びます。
初めのうちは「いっぷんそく」や「いちじかんそく」等と読んでしまいがちですので気をつけましょう。
1時間足の場合、ローソク足1個が1時間分を表していますので、2個なら2時間分、3個なら3時間分。そして24個集まれば1日の値動きと言うことになります。
相場では時間足の上の方から順に見て行き、相場の流れを確認するのが一般的なトレードです。
例えば、月足→日足→4時間足→5分足と言うように見ていきます。
これは何故かというと、時間足が上のトレンド(相場の流れ)の方が強いトレンドだからです。