【FX初心者基礎解説】 FXの注文方法
FXにはいろいろな注文方法があります。
そこで今回は注文方法の中でも基本となる注文方法をご紹介いたします。
成行注文
この注文方法が一番メジャーで、皆さんが良く使われる注文方法だと思います。
では成行注文とは何か、この注文方法は、レートを指定せず、為替チャートを見ながら(相場の成り行きを見ながら)自分の判断で注文を出す方法です。
例)
赤丸部分の91円で買いたいと思った時に、自分でエントリー
この注文方法のメリットは、自分の直感で注文でき、注文も成立しやすいという特徴があります。約定優先の注文方法と言えます。
為替レートを指定する手間も省けるのがメリットです。しかし、デメリットもあります。
デメリットはいくらで約定されたかは約定されてからでないと分からないと言う点です。
これは「スリッページ」と言う物で、通称「スベリ」と呼ばれる物です。
例えば、自分が【90.00円】で買い注文を出したとします。しかし、実際通った注文は【90.03円】と言った風に、自分の思っていた価格よりズレて注文が通ることです。
これは不利なほうに働く場合もありますが、有利に働くこともあり、その時の運ともいえます。
このスリッページは重要な指標発表などの際起こりやすく、皆が一気に注文を出す事で注文が処理しきれなくなり待ちが発生するため起こる現象です。
あまりにもスリッページが酷い場合、約定拒否になることもあります。
指値注文
指値注文とは、自分の売りたい値段や買いたい値段をあらかじめ指定して注文する方法の事です。
例)
現在の価格が91円だとします。しかし自分としては92円で売りたいなぁ・・・。こういう時に92円に指値注文を出しておくと、92円になった際、注文が自動的に出されて約定します。(この絵の場合上がり続けているので損失になっていますね)
メリットとしては、「大体この辺りで注文出したいな」とか「この辺りにきたら買っても(売っても)良いかな」という価格が決まっていれば、
この指値注文を出しておけば、パソコンの前に居なくてもその価格になったら自動的に注文が発注されます。
この指値注文にも「スリッページ」が発生することがあります。必ずその指定した価格で約定されるわけではないので注意しましょう。
デメリットとしては、為替が自分の思ったとおりに変動しない場合はなかなか約定しません。
そして、指値の価格が為替レートと離れるほど、約定する確率は低くなり、いつまでも売買が成立しないという点です。
できるだけその時のレートに近い価格で指値注文をする方が、約定する確率が高くなります。
逆指値注文
逆指値注文とは、指値注文の逆の注文方法で、現在の価格より「下がったら売る」「上がったら買う」という方法です。
例)
現在91円だとします。しかし自分としては92円で買いたいなぁ・・・。こういう時に92円に逆指値注文を出しておくと、92円になった際、注文が自動的に出されて約定します。
メリットとしては、相場のトレンドに乗りやすくなることや、損失が出ている場合その価格で確実に止められる。利益が出ている場合一定の利益を確保できるといったメリットがあります。
これは、あらかじめ「ココまで予想と逆行したら損切りする」と決めている場合、確実にそこで損切りができます。なので注文を出した後は必ずこの逆指値を設定し、損が拡大しないようにしましょう。
例)
現在90円で売りポジションを持ったとします。この時92円に逆指値を設定しておけば、どこまで逆行しても92円になったときに損切り決済され損失が広がりません。
ちなみに、自分の予想通りにレートが進んだ場合、この逆指値をエントリーした価格と同値に設定することで損を出さないトレードができます。
利益が出ている場合、この逆指値の値をどんどん上げ(下げ)ていくことにより、利益を確実に残すこともできます。
しかし、人間の欲と言う物が働きこの値を自分の都合の良い方向へ変えてしまいがちになるのです。(私もそうですが・・・。)
「もう少ししたら回復するかも・・・」と逆指値の損切りをどんどん悪いほうへずらしてしまい、結局戻らず大損してしまうトレーダーも多いのです。
この3つの注文方法を覚えておけば、まずは大丈夫でしょう!!
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